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【月初会議】座禅から始まる5月度会議

京都・無鄰菴と瓢亭で学ぶ「おもてなし」の真髄。 | 株式会社KAGARIBI
月初会議

京都・無鄰菴と瓢亭で学ぶ「おもてなし」の真髄。
株式会社KAGARIBIが追求する一流のサービスとは

2026.06.17

皆様、こんにちは。株式会社KAGARIBIの広報担当です。KAGARIBIでは、毎月全社員が集まる全社会議を行っています。今月の舞台となったのは、名勝「無鄰菴(むりんあん)」。明治の重臣が愛した名庭を望む2階の会議室を貸し切り、五感を研ぎ澄ます特別な1日を過ごしました。私たちがなぜ、このような歴史的価値のある場所で会議を行うのか。それは、「本物に触れ、一流を学び、自らのサービスへと還元する」というKAGARIBIのDNAがあるからです。今回は、その濃密な会議の様子と、そこから生まれた「おもてなし」への深い考察をレポートします。

1. 静寂の中に身を置く:無鄰菴での「7分間の坐禅」から始まる会議

会議の冒頭, 私たちはまず「7分間の坐禅」からスタートしました。

坐禅の歴史と、現代ビジネスに生きる「調身・調息・調心」

坐禅は、鎌倉時代に栄西や道元といった名僧によって中国(宋)から日本へと伝えられ、特に武士階級の間で深く信仰されました。いつ命を落とすかわからない極限状態の武士たちが、己の心をコントロールし、不動の精神(マインドフルネス)を養うために取り入れたのが坐禅です。

坐禅の基本は「調身(姿勢を整える)」「調息(呼吸を整える)」「調心(心を整える)」。

情報が溢れる現代のビジネスシーンにおいて、この3つを整える時間は極めて贅沢であり、不可欠なものです。無鄰菴の美しい庭園から聞こえるかすかな水の音、風の音に耳を傾けながら過ごした7分間. 日々の業務から一度脳を切り離し、全社員の意識が一つに研ぎ澄まされていく、圧倒的な静寂の時間がそこにはありました。

無鄰菴での会議中の画像

2. 社長が語る「ホスピタリティ」と「おもてなし」の決定的な違い

心を整えた後に始まった会議では、弊社代表から「ホスピタリティとおもてなしの違い」について、全社員に向けて重要なメッセージが共有されました。世間では混同されがちなこの2つの言葉。しかし、観光・サービス業界のリーディングカンパニーを目指すKAGARIBIにおいては、明確にその違いを定義し、実践しています。

概念 定義とアプローチ
ホスピタリティ 相手の要望に対して、的確に応えること。等価交換的な要素を含み、対等な関係性の中で「求められた価値」を100%以上で提供するアクション。
おもてなし 日本独自の文化。相手の状況を「察し」「先回り」して、自然な形でやってほしいことを実践すること。主役はあくまで相手。見えない努力や影の準備(段取り)を徹底し、相手に「してもらった感」すら与えない究極の配慮。

おもてなしの根底にあるのは、千利休が唱えた「一期一会」の精神です。「二度と訪れないかもしれないこの瞬間を、最高のものにするために、心を込めて影の準備を尽くす」。この姿勢こそが、私たちがお客様に届けるべき価値であると、強く再認識する機会となりました。

「Yes, here you are」と言えるのが、本物のおもてなし

この話題から派生して、観光事業部の責任者からも非常に興味深いシェアがありました。英語の教科書で習う「Do you have a pen?(ペンを持っていますか?)」という問いに対して、単に「Yes, I have.(はい、持っています)」と答えるのは、単なる事実の返答です。

しかし、本当に相手を察する人であれば、相手が「ペンを探している(文字を書きたい)」という意図を瞬時に汲み取り、「Yes, here you are.(はい、どうぞこちらをお使いください)」と、ペンを差し出すでしょう。

この「先回りをして、自然な形で差し出す手」こそが、おもてなしの真髄。このエピソードには、社員一同が深く頷き、自らのサービスを振り返るきっかけとなりました。KAGARIBIには、プライベートや研修で「一流のサービス」に触れた際、その経験や感動を社内で積極的にシェアし合う、素晴らしい環境があります。だからこそ、業界を牽引するリーディングカンパニーとして、社員一人ひとりから「もっとこうすればお客様が喜ぶのではないか」という自発的かつ質の高い意見が、次々と溢れ出てくるのです。

3. ミシュラン3つ星「瓢亭」の昼食で体感する, 400年の歴史

頭と心をフルに動かした会議の後は、無鄰菴のすぐ隣に店を構える、ミシュラン3つ星の名料亭「瓢亭(ひょうてい)」へと足を運びしました。瓢亭の歴史は古く、南禅寺の参拝客が休む「茶店」として今から約400年前に始まったとされています。脈々と受け継がれてきた伝統の重みを、門構えや庭の佇まいから感じつつ、社員揃っての昼食会がスタート。

瓢亭発祥の名物「瓢亭たまご」を味わう

瓢亭といえば、なんといっても「瓢亭たまご」の発祥の地として世界的に有名です。一見、シンプルなゆで卵のように見えますが、白身はしっかりと固まり、黄身は絶妙なとろみを残した半熟状態。秘伝の出汁の味が染み込んでおり、その緻密な職人技と歴史の深さに、社員一同、感嘆の声を上げずにはいられませんでした。

瓢亭の外での全員集合写真

瓢亭食事の写真

瓢亭中で集合写真

最後に:日々、一流を追求し続けるKAGARIBIへ

無鄰菴での坐禅、おもてなしへの深い思索、 tenderそして瓢亭での歴史的な食体験。今回の一連の経験は、単なる「贅沢な会議」ではありません。私たちがお客様に提供するサービスの質を、もう一段上のステージへと引き上げるための、極めて重要なプロセスです。「おもてなし」には、完成形がありません。時代とともに、また目の前のお客様の状況によって、正解は常に変化します。

だからこそ、私たち株式会社KAGARIBIは、現状に満足することなく、これからも日々「本物とは何か」「真のおもてなしとは何か」を追求し続けてまいります。これからのKAGARIBIの進化に、ぜひご期待ください。

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