南禅寺管長田中老大師による光雲寺(一般非公開)にて坐禅
今回は、人財教育という未来への投資へリソースを集中させる大きな決断が行われた全体会議と、己の内面や命の紡ぎに深く向き合った京都での濃密な1日の模様をレポートいたします。
1. 全体会議:未来への投資として全社で臨む「MG研修」の開催を発表
全体会議において、代表の稲場より大きな発表がありました。
それは、今月末に全社員で5期経営を擬似体験する「MG(マネジメントゲーム)研修」を、2日間にわたって受講するという決定です。
この研修期間中、KAGARIBIでは全社を挙げてこの学びの機会にリソースを集中させることになります。
短期的な営業活動のスケジュール調整を鑑みれば非常に大きな決断ではありますが、私たちが目指すのは「世界最高峰のおもてなしを追究する業界のリーディングカンパニー」であり、それを支えるのは社員一人あたりの付加価値を最大化する人財教育に他なりません。
現状維持は衰退であり、常に挑戦の姿勢を持ち続けることが重要です。全員が経営者視点を持って「理(理念)と利(利益)の統合」に執着し、主体的に道を拓く人財を育成するため、未来への最大の投資として決断いたしました。
2. 家系図調査:命の紡ぎを知り、感謝を深める新プロジェクト
今回の会議・研修の中でも、特に人間性と利他心を揺さぶる新たな取り組みとなったのが「家系図調査」プロジェクトのスタートです。
きっかけは、ある社員の個人的な経験でした。
3年前に父親が脳梗塞で倒れ、懸命な介護を続けるなかで、「自分は家族の歴史を何も知らないまま生きていくのだろうか。自分という存在は、どのような命を紡いでここに辿り着いたのだろうか」と強く感じ、個人的に調査を始めました。
その深い意義を実感し、「ぜひ全社員にも自分のルーツを知る経験をしてほしい」という会社への提案に至りました。
KAGARIBIが考える「縁ある人々」とは、社員だけでなく、そのご家族も含みます。
親から子へ、何代にもわたって受け継がれてきた命のつながりを知ることは、自らの命に感謝し、他者を愛する心の礎となります。
会社はこの提案に全面的に賛同し、全社プロジェクトとして調査をスタートさせさせるにいたりました。数ヶ月後に手元へ届く予定の家系図を前に、社員一人ひとりが自らのアイデンティティとルーツに想いを馳せています。
自らのルーツと命の紡ぎに向き合う家系図作成プロジェクト
3. 活発な議論の後に訪れる、団欒と祝福のひととき
午前中は、各事業部の責任者からビジョンを交えた今後の戦略について、真剣な共有が行われました。その後は、恒例となっている社員の誕生日お祝いへ。
仲間たちの笑顔に包まれた、恒例の誕生日プレゼント贈呈の様子
続くランチバイキングでの団欒も、チームがしっかりと一枚岩になるためにとても有意義で良い時間となりました。
美味しいランチバイキングを囲み、自然と会話が弾む賑やかな団欒の時間
4. 己の内面を研ぎ澄ます:光雲寺での本格座禅体験
京都の地が育んできた高徳な精神文化に触れるべく、南禅寺派第13代管長であり南禅寺・光雲寺住職の田中寛洲様をお迎えし、本格的な座禅体験を執り行いました。
田中様は大学院でドイツ哲学を修められたのち、28歳で在家から出家されたという稀有な経歴をお持ちで、その座禅には過去にメジャーリーグ・ヤンキースの選手も参加された実績があります。
弊社は参加した25名中、ほぼ全員が座禅の経験がありましたが、今回の体験は格別でした。
「一日15分でも、日々の生活に座禅を組み込むことができればよい」という教えとともに、実際の厳しい修行に近い緊張感の中で自らを見つめ直しました。
静寂に包まれた光雲寺本堂にて、己の内面を研ぎ澄ます
なお、今回の体験では「杉の木」の板が使用されましたが、実際の修行現場では「樫の木」が使われるという、本物ならではの奥深い違いも学び、「証悟した人にしかわからない感覚」を五感で体験する貴重な静寂の時間となりました。
本を読んだり、人から話を聞いたりして外から取り入れた知識は、まだ本当の「家珍(かちん:我が家の家宝)」とは言えない。
本当に価値ある家宝とは、自分が身をもって骨を折り、泥臭く経験したことそのものである。
田中寛洲住職を囲み、精神を磨き上げたメンバーでの集合写真
5. 「ザ ソウドウ 東山 京都」でのご飯会と、K36での団欒
静寂の後は、情熱を発露する時間です。
近代日本画の巨匠・竹内栖鳳の旧私邸跡であり、美しい伝統が息づく名店 ザ ソウドウ 東山 京都(THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO) へ場所を移し、上半期の振り返りと下半期の行動目標に関するプレゼンテーションを行いました。
ザ ソウドウ 東山 京都にて、ビジョンと熱い想いを共有し合う
制限時間は一人 5分。
KAGARIBIには、すべての意見に価値を見出し、個々の可能性を信じて主体的な挑戦を促す文化があります。
その時のために、各自が日頃から教養や専門性を磨き上げ、自身の思考力や表現力を高めることで、組織全体の付加価値を最大化しています。
そして一日の締めくくりは、京都タワーと美しい五重塔を一望できるルーフトップバー K36 での団欒の時間です。
ここは明治時代に開校した元京都市立清水小学校の校舎をリノベーションして誕生したホテル内にあり、店名にある「K」は『清水(Kiyomizu)』の頭文字、「36」は『南禅寺や清水寺が位置する東山三十六峰(ひがしやまさんじゅうろっぽう)』に由来しています。京都の歴史と豊かな自然の背景を持つこの特別な場所で、心地よい風を感じながら夜を過ごしました。
東山三十六峰を一望するK36での心地よいひととき
普段は観光、インフラ、リユースなど異なる事業部で奔走する仲間たちが、垣根を越えてお互いのプライベートやビジョンを語り合い、共通のベクトルを向くための「チーム一丸力」をより一層強固にすることができました。
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